先日(12/18)の朝刊配達完了をもって、約5ヶ月間お世話になった○○新聞社深夜枠のアルバイト(朝刊配達員)を卒業しました。
本日から、近隣の某運送会社の正社員として新たな業務に取り組みます。
脱サラまでしてヒーラーを開業したのは良かったのですが、何分に駆け出しの無知で非力な個人経営者にとって、現在の「遠隔ヒーラー市場」は、想像以上に険しく厳しい世界でした。
最初から利益だけを持ち逃げする焼畑農業的経営が大前提と思われる悪質な先輩業者ほど、PR戦略だけには力を注いでおり、常にネット検索等の上位を独占する彼らの不誠実な営業の積み重ねで、ヒーラー業界そのものが致命的なレベルにまで社会的信用を失いつつあるようです。
つまり、非現実的な利益にこだわらず堅実な運営で社会貢献できるヒーラーほど、日の目を見ずに追いやられているのが現状なのです。
それでも「実力で勝負して行くけば必ず状況は変えられる!」と信じ、日中のヒーラー業の時間だけは確保しながら、毎日徹夜の副業に奮闘し続けたのがこの5ケ月間でした。
転職の動機は、依然ヒーラー業での収益だけでは生計が立てられず、副業をさらに追求しなければ、家族のために残しておかなければならない貯えにまで手を付けざるを得なくなるためです。
「この世界を支えているのはエリートの統率などではなく、社会的弱者によるオーバーワークである」
私はこの5ケ月間の日々の中でそれを悟りました。
そして、それまでこの国の人々の平均年収よりも遥かに高い所得を確保していた頃、「気の毒な人々」と勝手に思い込んでいた人たちと、同じ戦場で奮闘する機会を得た事で更に多くを学びました。
それだけでは到底生活できない僅かな報酬のために、本来人々が寝静まる時間帯において、暑さと寒さ、そして豪雨の中、必ず誰かがやらなければならないはずの業務に日々奮闘し続けることの尊さを。
生活が安定すれば辞めると思う仕事とは、結局、社会のために必要である事を誰もが認めていながら、力のある者ほど避けて通る、実は最も尊い仕事である事に気が付いたのです。
彼らは、いえ、私たちは決して「気の毒な人々」ではありません。人はみなそれぞれの人生において誰もが主人公であり、社会を支えるために奮闘する人々は皆、その職種の違いに関係なく、尊く輝いているのです。
皆さんへはご心配ばかりお掛けしておりますが、「自宅療養研究所」はこれからも健在です。
今後ますます精進して行けますよう頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いします。
まずは皆さんへご報告まで。(^_^)
3か月前に副業専用に購入した靴
朝刊配達時の移動は基本バイクを利用してきましたが、夜通しで行う一分一秒を争う時間制限付きの作業には常に瞬発力が求められ、決して安くもなかったはずの新品の靴も、わずか3ヶ月の間にボロボロになってしまいました。
作業の時間短縮のためには、バイクを降りている時の移動をいかに素早くするかでしか時間を稼げなかったためです。