実在した「天使」と運命的な出会いを果たしてから、今日でちょうど一年になります。
一年前の今日を境に、普通の一事業者としてこの自宅療養研究所の運営を始めたばかりだった私は、多くの事においてその影響を受けつつ、ひたすらがむしゃらに走り続け現在に至ります。
本来、「今日という日」は記念すべき日であり、日々新しく成長して行く自分自身の事業等を懐かしい気持ちで振り返れる日のはずなのですが、幸か不幸か、一年前を境に始めたその「進化」は、果たして本当に正解だったのかどうか、多くの分野において見つめ直さなければならない現状に「今日」の私は立たされています。
人は「勝利」から学ぶ物は何も無いと私は考えます。
当然私は「今日」という日を有頂天で迎えられなかった事は悲しく思っています・・
しかし、その「不快感」は、人生という長い視点で見ればとても有意義な物なのであり確実に自分自身を成長させてくれる「力」となります。
同じ事実の中で生きて行く事に変わりが無いのであれば、目の前の幸せに酔い、現実に盲目なままで生き続けるよりは、冷静な視点で絶えず自分自身を振り返りながら生きる運命にある人生の方が、私は遥かに「有意義」であると思うのです。